2023/07/01 11:33

バイクに乗っているとマウント取ろうとしてくる人にたまに遭遇します。


本当はそういう人に遭遇しないのが一番なのですが、気づいたときにはマウンティングされてることもあります。


年式マウント
排気量マウント
メーカーマウント etc...


自身は現在のHarley Davidson Evolution FXR 1982 (以下FXR)に出会ってから全てのマウントから開放されたと言っても過言ではありません。


稀に自分のほしいパーツがついていたりするFXRを見ると「いいなぁ」と思いますが、極論言えば現行でも販売されているパーツがほとんどなので、頑張れば買えます。


そしてFXRはマイナー車種なので乗っている人に出会ったこともほとんどありません。


別にマウントから開放される為に選んだわけではないですが、たまたま好きになった車種がそういったセレクトだっただけなのですが。


今でも旧車(ハーレーダビッドソンで言えばナックルヘッドやパンヘッドなど)が好きですし、乗ってみたい願望はありますが、やはりいつでもどこでも快適に乗れて、遠くに連れて行ってくれそうなスタイリングが最高で、今は自分のバイクのことしか考えていません。


なぜエボリューションエンジンのFXRがマウントの対象外になっているのか?を自問自答してみました。


・限られた年数しか製造されていない
・他に似たスタイルの車種がない
・3点ラバーによるエンジンをマウントするという独自性
・全モデルのショベルヘッドエンジン搭載モデルもあるがフレームに合っていないと思うので乗りたいと思えない


要は『唯一無二』が多く内包されている車種ほど、他車との比較が生まれにくいため、マウントの対象外になりやすいし、仮にマウントされたとしてもそれらにたいする劣等感が無いので平気です、ただ、そのマウントを取ってきた人は嫌いになります。


私が今、マウントから開放されていて欲しいバイク、中でもそれほど高価ではなく、そしてマイナー車種というところに注目してみました。


正直なんの参考にもならないと思いますが。



Harley Davison Evolution FAT BOY
映画、ターミネーター2でシュワちゃんが乗っていたことで有名になった車種ですね。


最近はめっきりみることがなくなりましたが、革新的なソフテイルフレームにFLH風のディープフェンダー、90s風なディッシュホイール、大きなヘッドライト、今見るととても新鮮に見えます。


これに乗っていて旧車乗りがマウント取ることもあるかもですが「いやいや、今だからFAT BOYクールだろ」と思えます。


個人的にはほんのりローダウンし、シートを変えるだけですごく魅力的になる素材だと思います。



Harley Davison Aermacchi
イタリア規格の、350cc、そして2ストロークというド変態な小型ハーレー。


誰とも被りませんし、ハーレーユーザーからマウントを受けることもありません。


ハンガー式のエンジンマウントも個性的ですし、以外にもライトカスタムで非常にかっこよくなる、羊の皮を被った狼だと思っています。


一度は所有してみたいです。



HONDA CX500 TURBO
水冷500cc、Vツイン、そしてターボ搭載という超弩級の変態バイクです。


ターボがついていなかろうが、500だろうが400だろうが、CXの世界でマウントはありません、多分、みんな変態だからです。


まず人と被りませんし、唯一無二感が半端ないです、似ているものが一切無い、というのは本当に魅力的です。


ヨーロッパではこのCXシリーズの車体をカフェレーサーにするのが流行っているそうですが、あえてストックで乗りたいですね。


ちなみにVツインエンジンは完全にモトグッチのパクリですが、水冷にしたりターボ付けたりトリッキーな足し算で唯一無二感を出しています。



KAWASAKI KR250
カワサキ伝統のライムグリーンに2ストローク、ハーフカウルが個性的です。


カワサキのこの時代の2ストロークですとオフロードのKDXなどが有名ですが、これはかなりのマイナー車です。


例えばホンダで2ストロークのNSRなど選ぶとやれ88だ、NS400だ、などと色々マウントされがちですがKR250は排気量もこのサイズしかありませんし、誰も何も言いません。


その代わりこのバイクを知っている人があまりも多いので色々と質問され面倒くさい可能性は否めません。



YAMAHA SDR200
最大の特徴は、メッキ処理されたトラス状のフレームでしょう。


トラスフレームと言えばDUCATIなどが有名ですが、それとも全く違います、どちらかいうと自転車のアレックスモールトンを彷彿させる繊細で細いトラスフレームです。


シングルシリンダーの2ストロークなのでエンジンもコンパクト、真上から見るとタンクも含めとにかく細いです。


純正のままで、一番美しい和製カフェレーサーだと思っています。


同じSシリーズですが、SRXもSRも、このSDRには全くマウントがとれません。


排気量もこの200ccのみです、正直バリバリにカスタムされたSRのカフェレーサーの100倍痺れます。



HONDA MVX250
80年代、ヤマハとホンダで繰り広げられた2ストローク戦争にて、ホンダがヤマハのRZ250の対抗馬として開発したのがこれです。


2ストロークなのに4ストロークのようなフィーリング、そしてダサい見た目と相まって超絶不人気車でした。


今見るとなかなか良いのですが。。。


このあとMVXの歴史は早々と幕を閉じ、NSRへと受け継がれていったという、悲運のマシンです。


125などもありますが、それは更にマイナーですし、他と被りようがありません、唯一無二です。




今現在、不人気で、値段がそれほど高くないゆえにマウントされにくくて欲しい車種を挙げてみました。


もちろん世界中には魅力的なバイクが沢山ありますので、ごく一部です。


要は視点を変えてみればマウントもされず、唯一無二の個性的なマシンに巡り合うことも可能です。


いつでもバイク購入の相談に乗ります^^(趣味です)