2023/06/14 12:23

馬鹿舌倶楽部の漢字は、あえて読めないようにデザインされています。
それは、飲食店などに着用して行った際、『馬鹿舌倶楽部』と読めるように書かれていたら、不快な思いをされる方ももしかしたらいるかもしれません。
そういう意味でも、読めないのであればなんの問題も無い、と考えているので特に意識することなくお昼のランチに行った際のことです。
いつも行く定食屋さんは安くてとても美味しいのに人が並んだりしない、馬鹿舌倶楽部としてはお手本の様なお店です、しかも雑居ビルの2階にあるというのがまた良いです。
ご夫婦2人で営まれており、お会計の際に少し挨拶をする程度の関係性です。
よくオーダーする、豚生姜焼き定食を食べていた際、一度も話かけてくることのなかった奥様が不意に。
「それ、なんて書いてあるんですか?」
他のお客さんもいる中で不意に聞かれました、完全に無防備でした。
心のなかで「...しまった...!!」と思いましたが、そのまま答えるわけにいかない、なぜならその奥さんとの関係性が出来ていない中で「馬鹿舌倶楽部って書いてあるんです」と言っても誤解を生む可能性が多い、そう思いました。
モゴモゴしつつ「...これは、えぇと、実は、馬鹿舌倶楽部って書いてあるんです...」と控えめな音量で答えましたが、納得できるわけもなく「え?馬鹿舌?でも読めないですよね??」割りと追求されてしまいどっと出る冷や汗。
私「これはあえて読めないように作っているんです、いや、ほら、そのまま読めるように書いてあると失礼に当たるかなって」
奥「へえ、そうなんですね (おそらく意味はわかっていない) ご自身で作られたんですか?」
私「...あ、これはですね、、、ゆ、友人がシャレで作っただけなんです、えへへ...」
私「...あ、これはですね、、、ゆ、友人がシャレで作っただけなんです、えへへ...」
奥「はぁ〜〜〜〜面白いご友人ですね」
自分で作ったものを架空の風変わりな友人の作ったものにしてしまいました。。。
後悔もしつつ、あの短時間で、他のお客さんもいるなか、今考えても上手く伝えられる自信はやはりありませんでした。
後半は美味しい生姜焼き定食の味もよく分からずに、トボトボと帰路につきました。
購入された方でもし質問されたら、堂々と「藤原って人が作りました」とお伝え下さい、そしてもしかしたらベストアンサーは、、「何て書いてあるんですかね、自分もわからないんです」
と答えるのが正解な気もします。
どうでもいい話でした。